平和のシンボル 安らぎをもたらすオリーブ
オリーブ地中海沿岸原産で馴染みのあるオリーブの実が収穫できる果樹です。
葉表が灰緑色、葉裏が明るい銀白色で細い葉の形が特徴です。
シンボルツリーとして人気のオリーブは、洋風やモダンな建物によく合い、一本あるだけで爽やかな雰囲気を感じられます。
温帯気候の地中海生まれのため乾燥に強く、日当たりと水捌けのよい場所で育ちます。
オリーブはモクセイ科の常緑高木です。
育てやすく世界中で栽培されているオリーブは種類がとても多く、1000種類以上の品種があると言われています。
細長い楕円系の葉形で、常緑樹なので年間を通じて緑を楽しめます。
品種によって異なりますが、オリーブは5月ごろに白い花を咲かせ、8〜9月ごろに実をつけます。
種類によって葉や実の特徴は様々です。
実ができると緑色から徐々に赤くなり、最終的には黒い実に変化していきます。
オリーブの実の収穫を目的とするなら、別品種と一緒に植えることで実つきがよくなります。
鉢植えでもよく育つため、室内の観葉植物としてもおすすめです。
オリーブの花言葉は「平和」「安らぎ」。
これは旧約聖書のノアの方舟が由来とされていて、
船にいた鳩が地上からオリーブを持ち帰ったことがきっかけで、洪水が収まったというエピソードがあります。
そしてギリシャではオリーブが国花のひとつになっています。
オリーブが人気があるのは樹形や葉の色だけではなく、こういった素敵な花言葉があるからなのですね。
オリーブの剪定は、枝先や幹の途中から細かい枝が出やすいので、不要な枝を切り取ります。
勢いよく伸びる枝を切り戻すと締まった樹形に。
横に広がる暴れ気味の性質を生かして、自然樹形を楽しむのも一つの仕立て方です。
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2022.07.10